ヌデレバ

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ワイスソード5

ワイスソード

(……そんなことまで考えなければいけない程、追い込まれている、ということよね、言い換えれば)

落ち着け。

仮に今日が二月十三日だとして、自分達に多大な影響がある訳ではない。

もっと気楽に考えよう。

「これって……夢……ってのはねえよな?」

「あんた……こんあリアルな夢、あると思う?頬でも引っ叩く?」

どうしたことか、淳司はへへへ、と頭を掻きながら不気味に笑い出した。

「ど、どうしたのよ?」

「そういう反応してこそ、毒舌の亜季だよ」

満足そうに淳司が笑うと、亜季の顔はむっとしたものになる。幼馴染の彼に一本取られるなんて気に食わないのだろう。

「ところであんた、ちゃんと月曜の時間割持ってきた?」

亜季のこの発言に淳司は怪訝な様子で、

「どうして?」

と尋ねてきた。

「だって、私達は十四日だと思っていても、周りは十三日だと思って行動しているのよ。万一……いえ、かなり高い可能性で……世界は今日、間違いなく二月十三日なのよ」